日本のスーパーフード

日本のスーパーフードについて

健康食品店で販売されているスーパーフードはたくさんありますが、日本国内には古き良き時代の伝統的な食文化の中から生まれた素晴らしいし食材がたくさんあります。お味噌や納豆、梅干し、昆布、抹茶(緑茶)などは、ごく身近な食材です。お味噌や納豆の原材料は大豆で、これを熟成・発酵させて作られています。

 

とくにスーパーフードとして意識して食べることはないと思いますが、たとえば欧米諸国ではさつまいもは珍しい食材とされています。食物繊維が豊富で自然な甘みがあり、スーパーフードとして紹介されているそうです。
日本ではごく身近な食材が、海外ではこのようにスーパーフードとして親しまれているのは、なんとも不思議ですね。

 

抹茶(緑茶)は健康の源

抹茶画像

 

お茶にはいろいろな種類がありますが、日本の抹茶(緑茶)は、究極のスーパーフードと言っても良いほどです。緑茶と言えばカテキンが豊富に含まれていることはご存知と思いますが、この他にもストレス解消に良いアミノ酸の一種でテアニン、血流アップに良い成分、神経と筋肉をリラックスさせる成分としてテオブロミン、テオフィリンといった成分が含まれています。

 

緑茶の中でもっとも栄養価が高いと言われているのが抹茶で、緑茶を粉末にしたものです。茶葉の栄養素を余すところなく摂取できて、抗酸化作用は1緑茶の100倍以上とも言われています。

 

日本のスーパーフードの発酵パワーに注目

お味噌や納豆、梅干しはいずれも長い時間をかけた発酵食品であり、腸内環境をキレイにして便秘の予防・解消にも良いとされています。昆布はそのまま食べるよりは、和食のだしとして使われることが多く、とくに表に出ることは少なく、料理の味を引き立たせてくれる役割を果たしていることでは、どこか奥ゆかしさが感じられますね。