インドの油ギーとは?ダイエット効果やカロリー、使い方など

ギーとは?

以前は油は身体に良くないと言われてきましたが、今ではエゴマオイルやアマニ油、ココナッツオイルなどがスーパーフードとしてすっかり有名になりました。
そんな中で、インドの油であるギーもスーパーフードとして秘かなブームを呼んでいます。

 

実はギーはわたしたちにとっても身近な食材で、バターから余分な成分を除去した純粋な油です。バターよりも高純度な油、それがギーです。

 

ギーの画像

 

インドでは古い時代からアーユルヴェーダ医学が伝承されており、その中でも生命力・記憶力の維持に必要不可欠とされてきた食材、これがギーなのです。伝統的なインド料理には、必ずと言って良いほどギーが使われています。

 

ギーには共役リノール酸が多く含まれており、体内に蓄積された脂肪を効率良く分解させ燃焼させるのに効果的です。共役リノール酸が体内に摂り込まれると、肝臓からエネルギーへと変換されます。

 

ギーには、美容に効果的なビタミンA・Eが含まれており、肌と身体のアンチエイジングの効果が期待されます。この他にも不眠症・便秘の改善、デトックスなどの効果が期待されます。

ダイエット効果やカロリーについて

ギーは、ダイエットをサポートする食材のひとつと言われています。その理由は、消化をサポートする働きを持つ短鎖脂肪酸が含まれていることにあります。それだけではなく、中鎖脂肪酸も含まれており、肝臓に摂り込まれた後は脂肪として定着することもなく、速やかにエネルギー源となるのです。

 

「油を摂ると脂肪太りするのでは?」という常識はもう古いと言って良いかもしれません。逆に脂肪太りが気になる人にこそ、インド油のギーは毎日の食生活の中でぜひ摂り入れてほしいですね。

 

ギーのカロリーは1グラムあたり約9kcal、カロリー摂取が気になる人は1日に大さじ1杯程度で十分です。

ギーの使い方

ギーの効果的な使い方をご紹介しましょう。

 

カレーの仕上げに小さじ1杯のギーを入れると、味がとてもまろやかになります。
夜寝る前にホットミルクを作り、ギーを小さじ1杯入れると味にコクが出てきます。
しょうが紅茶やチャイ、マサラティーにギーを入れても良いですね。