シークニンとは?シークワーサーとの違いや通販情報など

シークニンとは?

シークニンは知る人ぞ知るスーパーフードであり、2016年1月にNHKのある番組で紹介されたことから一躍話題になりました。

 

シークニンの画像

 

シークニンとはオレンジやレモンと同じ柑橘系の仲間で、おもな生産地は鹿児島県の徳之島です。徳之島と言えば長寿の島で、1995年までギネス世界最長寿だった泉重千代さん生誕の地としても知られています。

 

シークニンは野生のみかんであり、とくに農薬や化学肥料などを使わずに自然栽培されています。
シークニンが自生する徳之島の自然環境にも目を向けてみましょう。特別天然記念物のアマミのクロウサギが生息しており、バナナやマンゴーなどのトロピカルフルーツの栽培も盛んです。闘牛場やキャンプ場、釣り場、公園も多く、恵まれた自然環境の中で、ジューシーなシークニンが育つ条件がすべて揃っているのです。

 

ビタミンCはみかんの60倍

シークニンは、現地の人々の間では島オレンジ、島みかんと呼ばれることもあります。柑橘系の果物ですから、ビタミンCが豊富に含まれることは想像がつくことでしょう。
シークニンのビタミンCの含有量は、温州みかんと比較しても60倍以上とも言われています。酸味が強いのが特徴ですが、クエン酸も豊富なので、疲労回復・ストレス解消、美肌作りの効果も期待できます。

 

シークニンには、フラボノイドの一種であるヘスピリジン・タンゲレチン・ノビレチンなどの成分も含まれており、血糖値を抑える働きや肌と身体のアンチエイジング効果が期待されます。徳之島の人々の健康長寿の秘密は、シークニンにあるのかもしれませんね。

シークニンとシークワーサーの違い

徳之島を代表するスーパーフードがシークニンなら、沖縄の代表的なスーパーフードはシークワーサーですね。どちらも同じ柑橘系フルーツですが、どのような違いがあるのでしょうか。
単純に知名度で比較すると、シークニンよりもシークワーサーのほうが上です。徳之島は小さな島であり、シークニンの生産量はシークワーサーほど多くはありません。実はシークワーサーとシークニンは深い関係があり、シークワーサーの原種とも言われています。

 

シークワーサーのおもな栄養素はビタミンC・ビタミンP・クエン酸・リモネン・ノビレチンなどです。栄養素を比較するとほぼ同じですが、ビタミンCの含有量はシークワーサーよりもシークニンのほうが多く、シークワーサーよりも酸味が強いです。
栄養素をトータルで比較すると、シークニンはシークワーサーの20倍もの含有量と言われています。

シークニンはどこで買える?

デパートの沖縄物産展に行けば、シークワーサーのドリンクなどの加工食品は簡単に手に入ります。しかし、徳之島が産地のシークニンを見かける機会は少ないものです。

 

シークニンを購入するには、楽天市場などの通販サイトで商品検索すると良いでしょう。シークニンは徳之島が生んだ秘宝・ミラクルフルーツであり、健康長寿・美肌に良い食材ですから、ぜひ1度ご賞味あれ。