デーツとは?ダイエット効果や食べ方、カロリー、糖質など

デーツとは?

デーツという名を知らなくてもナツメヤシならよくご存知ではないでしょうか。ナツメヤシはヤシ科の常緑高木の植物で、ナツメヤシの果実のことをデーツと言います。

 

デーツの画像

 

デーツの歴史は古く、原産地はアジアの西南部・ペルシャ湾や北アフリカの気候が暑い地域という説が有力ですが、実は詳しいことはわかっていません。
古代エジプト時代の紀元前6000年頃には、すでに栽培が始まっていたとも言われており、生命力の強い植物です。デーツには400種類以上もの品種が存在しており、ナツメともよく似ていますが、実はまったく異なる植物であり、デーツの果実の色は黒っぽい紫色、ナツメは鮮やかな深い赤い色です。

 

デーツはミネラルの宝庫と言われており、とくにカリウムや鉄分の含有量が高く、ビタミンB群の栄養素も豊富です。
デーツにはアンチエイジング・血糖値の上昇を抑える働き・貧血予防・便秘解消などの効果が期待されます。

デーツにダイエット効果はある?

デーツにはビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷり含まれているので、ダイエット中のストレス解消や栄養補給におすすめです。

 

デーツ100gあたりのカロリーは約266kcal、1日に3〜5個を目安に摂取すると良いでしょう。
デーツ100g中に含まれる食物繊維は約7gですから、便秘解消の効果が期待され、まさにダイエット食にふさわしいですね。気になるのが糖質ですが、乾燥したデーツの果実のGI値は47と低い数値なので、とくに心配はいりません。デーツには甘みがありますが、ショ糖がほとんど含まれていないので血糖値が上がりにくく、安心して食べられます。

 

古代より厳しい自然環境の中に自生してきた植物は生命力が強く、その果実の栄養価は高いものです。わたしたち日本人にとってはデーツはスーパーフード、ダイエット・美容食というイメージですが、ペルシャ湾や北アフリカの人々にとっては命をつなぐ食材です。

おすすめの食べ方

デーツはヨーグルトに入れて食べるとおいしくいただけます。ヨーグルトの酸味とデーツの甘みのバランスが良くて、ダイエット食にも最適ですね。

 

デーツを単独で食べても良いですが、くるみやアーモンドなどのナッツ類と一緒に食べると香ばしくておいしいですね。
チーズが好きな人は、デーツを細かくカットしてスライスしたチーズにはさんで食べても良いでしょう。
パン作りが好きな人は、レーズンの代わりに細かくカットしたデーツを入れるとおいしくいただけます。