ヤーコンの栄養・効能・食べ方

ヤーコンとは

ヤーコンはキク科の根菜類の仲間で原産地は南米アンデス、見た目には葉の背丈が高くて、地下にはさつまいものような芋になります。

 

スーパーや八百屋では、ヤーコンを見かける機会は少ないと思いますが、葉と芋にはそれぞれに豊富な栄養素が含まれていて、美容食、ダイエット食、そして健康食としても注目されています。
これまではあまりなじみの薄い野菜でしたが、テレビ番組でヤーコンが紹介されたところ、知名度が上がり、健康維持に良いということで話題になりました。

 

ヤーコン画像

 

ヤーコンの栄養素

ヤーコンは健康の宝庫とも言われるほど、葉と芋には栄養素が豊富に含まれています。
葉の部分にはフラクトオリゴ糖、ポリフェノール、フラボノイド、カテキンなどが含まれています。緑茶と比較しても、カテキンの含有量は、ヤーコンのほうが圧倒的に高く、さらに天然のインシュリンとも呼ばれるイヌリンという成分が含まれています。マグネシウムや亜鉛、カルシウム、カリウム、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCが豊富に含まれていて、現代人のビタミン・ミネラル不足を補うのに、ヤーコンはおすすめの食材です。

 

ヤーコンの効能

ヤーコンは、オリゴ糖が豊富に含まれていることから、腸内環境をキレイにして便秘の解消に、デトックスダイエットに適した食材です。ポリフェノールが豊富に含まれているので、お肌と体のアンチエイジングを目指す方に、美容と健康、ダイエットにもおすすめです。

 

ヤーコン茶や主な食べ方

ヤーコンをそのままの形で見かける機会は少なく、健康食品店やドラッグストアでは、ヤーコン茶やサプリメントとして販売されています。ヤーコン茶は、緑茶と同じように、煮出して飲みます。もちろん、ヤーコンの葉と芋の部分もそのまま食べられるので、サラダにしたり、芋を薄くスライスしてかき揚げにしても歯触りが良くておいしくいただけます。