アマランサスの栄養・炊き方・食べ方

アマランサスとは

アマランサスは、ひえ、あわ、きびなどの雑穀類ともよく似ていますが、厳密にはイネ科の雑穀ではなく、疑似雑穀です。南米が原産地のハゲイトウの仲間で、ヒユ科ヒユ属の一年草で、食用としているのはアマランサスの種子です。

 

南米では、はるか昔のインカ帝国時代から、アマランサスを食しており、薄い黄色がかった色をしています。

 

アマランサス画像

 

アマランサスの栄養素

アマランサスは、ひえ・あわ・キヌアなどの雑穀や疑似雑穀と比較しても栄養価が高く、ビタミンE・ビタミンB群・パントテン酸・ビオチン・葉酸・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・マンガン・必須アミノ酸・食物繊維などの栄養素がバランス良く含まれています。

 

アマランサス大さじ1杯分のカロリーは、わずか54kcalです。

 

効果・効能

アマランサスはキヌアと同様に、セリアック病(グルテンアレルギー)の人の食事療法にも使われることがあります。アマランサス自体にアトピーやアレルギーを改善するほどのパワーがあるわけではありませんが、このような体質を持っている人にも安心してお召し上がりいただける食品です。

 

食物繊維が豊富に含まれているので、デトックスや便秘解消に、貧血対策に、美肌作りにと美容と健康、ダイエットをサポートしてくれます。

 

炊き方・食べ方

アマランサスを炊く前は、とくにお水で洗う必要はありません。
白米や玄米と一緒に炊くと香ばしくておいしくいただけます。
また、クッキーやパンなどに入れても良いでしょう。